磨りガラス

磨りガラス(すりがらす)は、表面に微細な凹凸をつけたガラス。磨硝子、くもりガラス(曇硝子)、消しガラス[1]とも呼ばれる。光を散乱させ不透明である点、摩擦が大きい点などが利用される。

オフィスのすりガラス

概要

製造方法としては、透明な板ガラスをサンドブラスト金剛砂などで擦る方法と、薬品でエッチングする方法(ガラスエッチング)がある。これにより、ガラス板の片側にくぼみのある表面が作成され、通過する光を散乱させることでガラスを半透明にし、光を透過しながらぼかす効果がある。

代表的な用途には次のようなものがある。

  • 窓ガラス - 視線を遮りながら光を通す。
  • ガラスの装飾
  • 電球 - 光を散乱させて、眩しさを和らげるとともに光の放射を均一にする。
  • ガラス容器の本体と蓋のすり合わせ - 密着することにより内容物の漏れを防ぐ。
  • スライドガラス - ラベル記入用に一部が磨りガラスになったものがある。

脚注

  1. ^ すりガラス・コトバンク

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、磨りガラスに関連するカテゴリがあります。
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