董白
董 白(とうはく、176年以降 - 初平3年(192年)?)は、中国後漢末期の女性。祖父は董卓。父母の名前や字は不詳。
生涯
初平元年(190年)、祖父の董卓が長安への遷都を行った際、董白はまだ15歳未満で簪も挿して(=成人して)いなかったにもかかわらず、渭陽君に封ぜられ、領地を与えられた[1]。領地受領の際は都尉や中郎将らを従え、従父の董璜(董卓の甥)より印綬を与えられた[2]。
没年についても記述は残っていないが、王允による董氏誅滅の際には、90歳になる董卓の母(董白にとって曾祖母)も他の一族同様に処刑されたという記述を見る限り、この時に他の一族同様に処刑されたと推測される。
小説『三国志演義』には登場しない。
脚注
関連項目
- 董白伝 魔王令嬢から始める三国志 - ガガガ文庫より刊行された、董白を題材とする悪女転生ジャンルのライトノベル。
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